木の家で後悔する例とは?自然素材の家の魅力も解説!
「木の家で後悔する人はどこで後悔するのかを知りたい」
木の家を検討する時は、メリットだけでなく後悔するポイントも理解しておきたいですよね。
この記事では、自然素材の家の魅力と木の家で後悔するポイント、素材の種類や選び方、メンテナンス方法について詳しく解説します。
ぜひこの記事をお役立てください。
□自然素材の家の魅力とは
木のような自然素材の家に住む魅力は何か、よくわからない方が多いのではないでしょうか。
ここでは、自然素材の家の魅力について解説します。
1つ目は、安心安全、健康に生活できることです。
自然素材の大きな魅力の1つが、有害物質が含まれていないことです。
したがって、シックハウス症候群や化学物質過敏症のような、素材が原因となる症状を引き起こすことがありません。
それだけでなく、木は呼吸をしているため、空気が綺麗に保たれ、害虫の発生も抑制できます。
2つ目は、夏は涼しく、冬は暖かいことです。
自然素材は吸湿性や放湿性が優れています。
そのため、梅雨の時期のジメジメした気候でも湿気を吸ってくれます。
それだけでなく、湿気が少なく乾燥している冬の時期でも、水分を放出してくるため、適度に湿度の調節をしてくれるのです。
また、断熱性や保温性にも優れているため、夏は涼しく、冬は暖かい状態を保てます。
このように、自然の力で快適さを実現してくれ、光熱費の削減にも貢献してくれるのです。
定期的に必要な光熱費は、長期的に住む家のことを考えるとできるだけ節約したいですよね。
月々ではわずかな違いですが、何十年単位では大きな違いとなります。
ランニングコストを抑えるために、自然素材の家を検討してみてはいかがでしょうか。
3つ目は、耐久性が高く、味わい深い風合いに変化することです。
自然素材は寿命が比較的長いため、長期間住み続けられます。
日頃から定期的にメンテナンスをすることで住める期間が長くなるだけでなく、立て替えや補修の回数も減ります。
それだけでなく、時間が経つにつれて素材の色が変化するため、味わい深さを感じられるというメリットもあります。
□木の家で後悔するポイントとは
先ほど説明したように、木のような自然素材の家にはたくさんのメリットがあります。
しかし、木の家にして後悔する人も実際にいることも事実です。
ここからは、木の家で後悔するポイントを解説します。
1つ目は、見た目や品質に少しばらつきがあることです。
自然素材のため、人工の建材よりも見た目や品質にはばらつきが生じます。
不揃いであることや色が若干異なることも自然素材の魅力の1つとも言えますが、几帳面な方にとっては違和感を感じる可能性があります。
2つ目は、湿度の変化によって変形する恐れがあることです。
自然素材は、湿度の変化によって膨張や収縮が生じます。
その変形によって、隙間が生じてゴミがたまってしまう恐れや、歩いていると床鳴りがする恐れがあります。
3つ目は、傷つきやすいことです。
比較的傷つきやすく、モノをぶつけるとへこみや擦り傷が生じやすいです。
ただし、言い換えると、肌触りが良く、柔らかいという特徴でもあります。
4つ目は、シミになりやすいことです。
素材の表面には無数の小さな穴が空いていて、この穴が吸湿効果をもたらしてくれます。
ただし、床に水分がこぼれた時も、素早く吸収してしまいます。
そのため、すぐに手入れをしないとあっという間にシミになってしまいます。
例えば、コーヒーのような色のついた液体の場合は、かなり濃いシミになってしまう恐れがあるため、得に注意しましょう。
□素材の種類や選び方、メンテナンス方法とは
内装やフローリングでは、傷つきにくさを重視したい方が多いのではないでしょうか。
その場合は、オークやチーク材のような素材をおすすめします。
これらの素材は木目が綺麗に出るため、フローリングに適しています。
浴室やキッチンには、水周りに強いヒノキをおすすめします。
ヒノキには殺菌作用が強く、カビが発生しにくいという特徴があります。
そのため、昔から浴槽の素材として使用されてきました。
それだけでなく、優しい香りはリラックス効果にもなります。
ここからは、お手入れ方法について解説します。
床やフローリングは、から拭きが基本です。
掃除機でゴミを取り除いた後は、から拭きをしましょう。
それでも気になる汚れがある場合は、水を固く絞った雑巾で拭いた後に、から拭きしましょう。
もし、へこみや傷が発生した場合は、アイロンと布を使用しましょう。
直したい部分に湿った布を当てて、スチームアイロンをかけることをおすすめします。
それによって木が膨張し、へこみが改善します。
ポイントは、優しくお手入れをすることです。
しっかり手をかけてお手入れをしましょう。
□まとめ
今回は、自然素材の家の魅力と木の家で後悔するポイント、素材の種類や選び方、メンテナンス方法について詳しく解説しました。
メリットや後悔するポイントを理解しつつ、木の家を計画しましょう。
松本市、安曇野市、塩尻市周辺で注文住宅をお考えの方はぜひ当社をご検討ください。