住宅ローンの経費について

Other B 2-3.jpg

住宅ローンには
変動金利固定金利がありますが、
いずれを選ぶのかによって
最初にかかる手数料が大きく異なります。

また、固定金利の中には
住宅金融支援機構のフラット35という商品があるのですが、
この商品と銀行の固定金利商品とでは
経費の見方が異なるので、その点にも注意しながら
資金計画をしないといけません。

おはようございます。
竹上です。

さて、今回は
変動金利と固定金利では異なる
住宅ローン経費についてお伝えしていきたいと思います。

変動金利を選ぶ場合最初にかかる手数料は
保証会社に支払う事務手数料とローン契約書(金銭消費貸借契約書)に
貼る収入印紙代だけです。
(保証料という経費も掛かるのですが、
基本、この費用は金利に上乗せとなります。)

つまり、具体的には税別で3~5万円ぐらいの
保証会社事務手数料と、2万円の収入印紙代が
かかるという感じですね 



固定金利の場合保証会社事務手数料と収入印紙代に加えて

税別で借り入れ金額の2%の

融資手数料がかかるようになります。

(銀行によって多少の差異はあります)



つまり、固定金利を選ぶ場合は

変動金利よりも余分に経費が掛かるので、

その分土地や家にかける予算を減らすか、

あるいは家づくりの総予算を増やすかのいずれを

選択しなければいけないというわけですね 

銀行で住宅ローンを借りる場合は、最初に融資を
実行した時から、利息の支払いが発生するので、
家が完成するまでは、家賃の支払いと利息の支払いが重なる
ということも理解しておいてください。

フラット35では、ここからはフラット35で必要となる経費について
お伝えしていきます。

まずフラット35の場合
融資手数料とローンの契約書に貼る収入印紙代は
必要となりますが、
保証会社にまつわる経費が一切かかりません。
つまり、保証会社事務手数料も必要なければ、
金利に上乗せとなる保証料も
必要ないということですね。

ただ、フラット35の場合
これらとは別に【つなぎ融資の手数料】と【つなぎ融資の金利】という
経費がかかることになります。

というのも、フラット35の場合
住宅金融支援機構から、融資が実行されるのが、
家が完成してからとなるため、
それまでに必要となる費用は(土地代、着工金、中間金です)
窓口となる金融機関が、立替融資するようになっているからです。

この結果、フラット35の場合は銀行で借りた時のように
家賃を支払いながら、利息を支払う必要はなくなるのですが、
つなぎ融資の手数料と金利の合計額を、フラット35の融資実行時に
(家が完成したとき)
まとめて差し引かれるようになるので、
予算計上しておく必要があるんですよね。

そこそこの費用が必要となるので、
(25万円~35万円くらい)
資金計画の時にこの経費を計上し忘れていると、
後から予算が狂って、大変なことになってしまいますからね。

なので、フラット35を選ぶ場合は
この経緯費を忘れず、予算計上していただければと思います。  
 

そして、家づくりの経費は1つ1つの項目が、
それなりに大きな金額となるので、
見落とさないように、最新の注意を払いながら
資金計画をしてください。


最後までお読みいただきありがとうございました!

(追伸)
フラット35を選ぶ場合は、融資手数料と金利が
金融機関によって結構違うので、
この2つを比較しながら選ぶようにするのがポイントです!!

PageTop