お金を掛けずに暮らし続けるために必要な3つのコト

前回、お伝えしたように
家は絶対に持った方がいいものの、
できる限り予算を圧縮し、
その浮いた資金を
今後の資産形成に回さないといけません。

また、家の費用を見直すとともに、
家づくりと同じタイミングで
見直すべき支出が「生命保険」です。

前回お伝えしたように、
住宅ローン金利の中には
掛け捨ての生命保険が含まれており、
それだけでもしものことがあった時、
残された家族を守ることができるからです。

なので、家づくりをするときは、
現在加入している生命保険を一旦すべて見直し、
仮に住宅ローンを組むことによって
過剰保険になりそうな保険があれば、
解約することをおすすめします。

そして、その浮いた費用を家づくりに回すのではなく、
資産形成に回してください。

また、これは家と同じタイミングでは
難しいかもしれませんが、
資産形成にかける費用を
少しでも増やすためには
車にかけるコストも見直すべきです。

例えば、5年ローンで車を買うとして、
300万円の車と450万円の分割払いでは、
返済金額が毎月2.5万円違いますが、
仮にこの差額費用を資産運用に回すことができたら、
長期間の複利効果によって
お金が増えることになり、単純にその値段差だけの
違いではなくなってきます。


なので、私個人の意見としては
車にも必要以上にお金をかけるべきではないかなと思っています。

車も家同様に
それそのものが直接的にお金を生むものではないですからね。

とはいえ、
乗っていてテンションが上がらない車に
乗るのもどうかとも思うので、
そのあたりのバランスを考えながら
車を買っていただければと思います。

なにより大事なこと


そして、資産形成をしていただくために
何より大事なことは、
夫婦そろって働き続けていただくことです。

つまり、収入を少しでも増やすために
仕事・家事・育児を夫婦で協力し両立させてください、
ということです。

ご主人と共に、奥様も
ずっと働き続けることができれば、
夫婦それぞれのお財布から
資産形成のための資金を捻出できます。

また、将来もらえる年金を
少しでも多くすることができます。

結果、ゆとりを持って
老後を乗り切りやすくなります。
不安を感じることなく、
日々を過ごしていただきやすくなります。

将来に対する漠然とした
不安を消すためには、
少しでもお金にゆとりを持って
暮らしていくべきです。

また、人生の選択肢を少しでも増やすためにも、
お金はあるに越したことではありません。

なので、そのためには、
しっかりと働くことはもちろんのこと、
住宅ローン、車、保険といった
長期間固定されてしまう支出を
できるだけ抑えること、
そして、積極的に資産形成していくこと、
この3つを覚えておいていただければと思います。


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